私には緑の木々が見える
赤いバラの花も
私やあなたのために咲いている
そしてひとり思うんだ
なんて素晴らしい世界だと
私には青い空が見える
白い雲も
輝き祝福された日と神聖な夜
そしてひとり思うんだ
なんて素晴らしい世界だと
空にはきれいな虹がかかり
人々は「はじめまして」と挨拶したり
握手したりしている
そしてひとり思うんだ
なんて素晴らしい世界だと
ルイ・アームスストロングの歌声で
世界的大ヒットになった
What a Wonderful World
(この素晴らしき世界)
昨年のパラリンピック閉会式での
大変印象的な演奏に触れて
浦賀ウインドも昨年秋~冬にかけて
一時取り組んだ曲ですが
特に発表する機会はありませんでした。
この歌は1968年、当時泥沼化していた
ベトナム戦争へのアイロニーとして
生み出されたという背景をもっています。
この2年間、世界中に蔓延したコロナ禍、
そしてウクライナをはじめ、
世界各地で起きている戦争の惨禍。
このような時だからこそ、
平和と幸福への願いを込めて、
じっくり曲に向き合う意義もあるのではないかと
考えています。
さらに歌詞の続きは・・・・
私には赤ん坊の泣き声が聞こえる
彼らの成長を見守ろう
彼らは私よりも遥かに多くのことを学び
知ってゆくだろう
そしてひとり思うんだ
なんて素晴らしい世界だと
6月12日(日)の市民音楽のつどいで
本番にのせます。