素っぴんUWO

浦賀ウインドオーケストラです\(^^)/ 公式ホームページでは伝えきれない素のUWO?の練習風景やトピックを知っていただきたいと思います。よろしくお願いします

練習日誌【1/10(火)】&池月IKEZUKI

 馬堀・防衛大学に向かう坂の途中にある名馬「池月」の像

1/10(火)大津CC 
 出席者13名+見学1

新年最初の火曜練習。

今日の練習は・・
♪池月<海を渡った馬の伝承>
  (宮川成治作曲)
ハウルの動く城から
    人生のメリーゴーランド
     (久石譲作曲 片岡寛晶編曲)
今年初参加のメンバーもいるので
日曜合奏でやったことの復習と確認。
さらに「池月」は、2年前に
楽譜に書き込んだ内容を
確認しながら合奏しました。
ニューシネマパラダイス
    (モリコーネ作曲 朴守賢編曲)
楽譜に記載された
音楽用語の意味を確認しながら
メドレーの表現を考えました。

さて、ここからは
横須賀、馬堀に伝わる
名馬「池月」の伝承をご紹介。

その昔、房州(今の千葉県)に
田畑を荒らす気性の荒い
暴れ馬がいました。
困り果てた村人に
追い払われた暴れ馬は、
東京湾を越え今の走水に
泳ぎ着きます。
さすがの暴れ馬も
疲れと喉の渇きには勝てず、
山中で倒れてしまいます。
すると、夢枕に馬頭観音が現れ、
傍らの岩を蹄で蹴るようにとの
お告げがありました。
お告げのままに岩を蹴ると、
そこから清水が湧き出し、
その水で喉を潤すと、暴れ馬は
見る見るうちに毛並みの美しい
駿馬に姿を変えました。
人々は、その奇跡の清水を
「蹄の井」と呼び、
いつしかこの地は
「馬堀」と呼ばれます。

↓ 「池月」の像と同じ、防大坂途中の馬頭観音堂にあります。

この噂を聞いた領主・三浦義澄は
馬を捕獲し、時の将軍・源頼朝公に献上。
喜んだ頼朝は「池月」と命名します。
宇治川の合戦に際し、頼朝は
池月を佐々木四郎高綱に与えます。

ちなみに佐々木高綱
大河ドラマ「鎌倉殿」初期に
言語不明瞭で笑いを誘った
佐々木のじいさん(佐々木秀義)の四男。

この合戦で高綱は、先陣争いに勝ち
池月は名馬として名を残すことに。
名馬「池月」の伝説や史跡は、
青森から鹿児島まで、
日本各地に残されています。

↓ 防大の坂から見る東京湾の眺望