音楽のチカラ・・・・
PART2はドラマの世界から
イギリスではホームズと並ぶほど
人気ある小説の主人公として
知られている「警部モース」。
そのモース警部の
若き日の活躍を描く
「新米刑事モース~
オックスフォード事件簿」。
新人刑事モースは
彼の才能を見いだし部下にする
父親的存在のサーズデイ警部補と
コンビを組み、難事件に挑みます。
(本国では2021年にシーズン8が放送)
ドラマの舞台、
400年の歴史を誇る
重厚なオックスフォードの
街並みとともに
クラシック音楽が随所で
重要な役割を果たします。
繊細で孤独なモースは
熱心なオペラ愛好家
音楽は彼の精神的な支えとして
描かれています。
傑作エピソードとして知られる
シーズン1の第3話
「殺人予想図」(Fugue)では
ヴェルディの「オテロ」、
ドリーブの「ラクメ」、
リムスキーコルサコフの「雪娘」、
プッチーニの「トスカ」などの
歌詞やプロットが巧みに引用され
オペラ好きにはたまりません。
このエピソードのラストシーンに
陰惨な事件を解決したものの
苦しい心情をぬぐえないモースと
サーズデイ警部補の会話シーンが
あります。
モース:
どうしたら家に持ち帰らずに
いられますか
サーズデイ警部補:
腹をくくれ
そうするしかないからだ
守るものを見つけろ
モース:
見つけたと思います
サーズディ:
音楽か?
音楽は素晴らしい
帰ったら一番好きなレコードを
大音響でかけろ
音の1つ1つを心に刻みつけろ
どんな闇でも それは奪えない。
こんなラストシーン
ちょっと、痺れます。
これも、音楽のチカラと
いえるのではないかと・・・。
写真は重厚な
オックスフォードの街並み
(行ったことないけど・・・)