素っぴんUWO

浦賀ウインドオーケストラです\(^^)/ 公式ホームページでは伝えきれない素のUWO?の練習風景やトピックを知っていただきたいと思います。よろしくお願いします

復帰50年

今年復帰50年、
沖縄には一つ
忘れがたい思い出がある。
数年前高校2年生と行った
修学旅行でのことだ。

旅行最終日
空港までのバスの車中で、
バスガイドさんが、
かみ砕くように語ってくれた
名曲「島唄」の歌詞の意味と
アカペラで披露してくれた歌。
しーんと静まりかえった車内、
涙をたたえる生徒も多かった。

何か、職業人の真剣勝負を
見せてもらったように
ずっしりと心に響いた時間だった。

余談になるけれど、
沖縄の観光ガイドの皆さんは
ホスピタリティが圧倒的で凄い。

 

THE BOOMの「島唄」は
表面上は別れのラブソングだが、
実際は沖縄戦での悲劇と
平和への希望が唄われている。

ウージの森であなたと出会い 
ウージの下で千代にさよなら

ここの部分のメロディには
沖縄音階が使われていない。
なぜなら、2人は
本土の犠牲になったのだから。
山梨出身の作曲者自身が語る
この言葉は重い。

 

さて、鉄道開業150年と共に
次回のコンサートで
復帰50年の沖縄にちなんだ
選曲を考えた時に、
真っ先に浮かんだのが
相方マエストロM氏編曲の
「うちなー・ポップ・コレクション」
2016年に出版された
沖縄にちなんだJ-POPメドレーだ。
UWOも何回か演奏している。  

日頃あまり自分の作品を
売り込まないM氏が
楽譜をもってきた時、
「これ、自信作」と
ぼそっと言ったのを
よく覚えている。

 

メドレーに登場する楽曲は・・・

涙そうそう(1998)
  タイトルは沖縄の言葉で
 「涙がぽろぽろこぼれ落ちる」
 という意味

♪花~すべての人の心に花を~(1980)
  「泣いています・・笑っています」
 という、1964年東京五輪閉会式の
 実況放送がもとになっている
  ※この閉会式では、各国の選手が
   入り乱れ、肩を組み、
        互いに祝福しあいながら
   入場行進を行った

ハイサイおじさん(1969)
  「ハイサイ」とは沖縄の言葉で
  「こんにちは」の意味
 甲子園大会では
 沖縄チームの応援定番曲

さとうきび畑(1964)
  沖縄戦で戦死した人々が眠る、
 夏のさとうきび畑
 父はなぜ戦い、なぜ殺されたのか、
    静かに悲しみを訴える名歌

島唄(1992)
 ロックバンド THE BOOMの楽曲
 三線琉球音階など
 沖縄音楽の要素が取り入れられている
 なお、「島唄」は、もともとは
 奄美群島の民謡を指す言葉

 

それにしても
沖縄で飲むORIONビールは
何であんなに
美味しいんでしょうか?