素っぴんUWO

浦賀ウインドオーケストラです\(^^)/ 公式ホームページでは伝えきれない素のUWO?の練習風景やトピックを知っていただきたいと思います。よろしくお願いします

フランスと言えば(其の一)・・・

シマシの「勝手に続編」第2弾です。

はじめに、割とよく知られている
「沈没船ジョーク」のおはなし。

世界各国の人たちが乗った客船が
沈没しかかっています。
乗客の命を救うため船長は船から
乗客を海に飛び込ませようとします。

アメリカ人に対しては
 「飛び込めば君はヒーローだ」
イタリア人に対しては
 「海で美女が泳いでいます」
ドイツ人に対しては
 「そういう規則です」
フランス人に対しては
 「飛び込んではいけません」
日本人に対しては
 「みんなそうしています」

それぞれに皮肉が込められてますが
特にフランス人は
散々な言われかたですよね。
決まりを守らない人たちだと
決めつけられてますから。

指揮者の小澤征爾さん20代の著作
「ボクの音楽武者修行」にある
オーケストラのお国ぶり。

ドイツでは、ベルリンでも、
小さい町のオーケストラでも、
指揮棒を止めた瞬間シーンとして
指揮者が何を言うかを聞く態勢になる。
えらい指揮者でなくても
一糸乱れぬアンサンブルで、
それなりに圧倒される。

ではフランスはというと・・・
パリのオーケストラでも、
田舎のオーケストラでも、
指揮を止めてしゃべろうすると、
必ず誰かがおしゃべりをしていて
声が通らないので大きな声を出す。
どんなえらい人が指揮をしても
音がバラバラに出てくる。
しかし、いい指揮者だとバラバラなりにも
アンサンブルできれいな音を出し、
価値の高い音楽になる。

含蓄ある表現ですが
フランスはここでも
いささか旗色が悪い感じがします。

さてここからが本題です。
そうはいってもフランスには・・
近代市民社会の出発点となった
フランス革命があるじゃないか。
(革命後半の迷走もフランスらしい??)
そしてパリはずっと変わらず
「芸術の都」として存在している。

印象派の画家たちを中心とした
フランス絵画は私たちを魅了し、
ベルリオーズから脈々と繋がる
香り高いフランス音楽の数々は
私たちの耳を釘付けにします。
忘れちゃいけないフランス料理。
料理にすら芸術性を感じさせます。
とりわけ我々日本人には
あの「ジャポニズム」にみる
彼らの審美眼の確かさ。

ヨーロッパでいち早く
日本文化の価値に気付くのは
フランスのパリ市民でした。
そういえば新大河「晴天を衝け」の
渋沢栄一さんもパリ万博に行って、
その一部始終を目にするのでは?

写真はシマシの見た2015年のパリから。
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