こんにちは、団長シマシです。
1/17のB氏のブログの最後の写真が
何と映画「ブラス!」ではありませんか。
そこで勝手に続編作っちゃいました。
今でこそ吹奏楽という言葉は
一般的に使われていますが、
昔は、吹奏楽部がブラスバンド部、
ブラバンとよばれていた時代がありました。
ブラスバンドの編成は金管楽器と打楽器。
イギリスでは、
吹奏楽はウインドバンドとよばれています。
さて、そのイギリスでは古くから、
ブラスバンド活動が活発で、
労働者階級のレクリエーションの
一つとして、職場バンドや
市民バンドが盛んでした。
20世紀にはコンテストも始まり、
バンド活動はますます発展します。
映画「ブラス!」は小さな炭坑町を舞台に、
ブラスバンドを通じて、
「音楽」と「生きること」の
厳しさ、素晴らしさを描いた
25年まえの映画です。
金管バンドで「アランフェス」を
演奏するとこんな感じ。
実際の映画のシーンです。
https://www.youtube.com/watch?v=zo8hIc7DpuE
何人か俳優が入っていますが
この映画のモデルになった
グライムソープ・コリアリー・
バンドの面々が演奏。
ユアン・マクレガー(若いっ)や
後年「名探偵ポワロ」で
ジャップ警部になる人もいます。
フリューゲルの女性は
実は会社側の人間で、この後
ストーリーは紆余曲折・・・。
これは、準決勝に出かけた時の
シーンだったと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=5uQcDXZ9WVQ
最後はコンテスト決勝。
圧巻の演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=dwhGlrZOfFI
サッチャー政権のイギリスでは、
産業構造を大きく転換しようという政策で
140もの炭鉱が閉鉱して、
25万人が失業しました。
こんな事実を背景とした、
決して明るい映画ではないのですが、
だからこそ、「音楽の持つ力」が
心に沁みてきます。
今の私たちの境遇にも
「音楽の力」・・・必要ですよね。
泣ける映画でした・・