素っぴんUWO

浦賀ウインドオーケストラです\(^^)/ 公式ホームページでは伝えきれない素のUWO?の練習風景やトピックを知っていただきたいと思います。よろしくお願いします

ベートーヴェン・イヤー終わる

こんにちは、団長シマです。
今年はベートーヴェン生誕250年。
長年のクラシック音楽ファンには
バッハ生誕300年(1985)、
モーツァルト没後200年(1991)に
続く超メモリアル・イヤー。
かくいう私も年の始めに、
ベートーヴェン
生演奏をたくさん
聴きに行くぞ」と
意気込みましたが残念ながら多くの
コンサートが中止の憂き目に。

日曜日のEテレ
クラシック音楽館」でも、
ベートーヴェンが花盛り。
毎回、観るのが楽しみでした。

ベートーヴェン演奏の第一人者、
アンドラーシュ・シフ弾き振りの
ピアノ協奏曲特集。
奥さまのヴァイオリニスト
塩川悠子さんや、
「美しき女傑」と呼ばれるドイツの
名ホルン奏者ノイネッカーさん、
チェコのパノハ弦楽四重奏団の4人
など、バックのオーケストラも
豪華メンバーでした。
かつての若手演奏家シフも、
年齢を重ねて、老けました。
(以前このブログで大じいじ?
とか言われてた私と同い年)

稲垣吾郎さんが進行役を
務めるシリーズは、
ベートーヴェンの人間像や
作品などについて
指揮者の高関健さん広上淳一さん
と一緒に掘り下げていく
興味深い内容でした。

さらに国内各地のオーケストラの
交響曲リレー演奏では、
日本のオーケストラの充実ぶりに
目を見張らされました。
広島交響楽団の指揮者、
下野竜也さんの
ベートーヴェンは、
当たり前のことを
大きな声で言う人」
というコメントは特におもしろく、
印象に残っています。
(ちなみに以前東京オペラシティ
カフェで高齢の女性に下野さんと
間違われて話しかけられた
ことがあります)

第9の中で
「すべての人々は兄弟となる」
と高らかに謳い、
「自由」「博愛」「尊厳」などを
訴え続けたベートーヴェン
生誕250年を迎えた今、
私たちを取り巻く世界は、
彼の求めた理想から
どんどん離れていっている気がして
なりません

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